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フォトジェニックスイーツとはまさにこのこと!お花を散らしたきらめくババロア@花のババロア havaro

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ツヤツヤのババロアの中に、閉じ込められた発色の良い花々。見た目の良さから、様々なスイーツ誌やまとめサイトで取り上げられることも多く、一度は目にしたことのある方もいるのではないでしょうか。
以前は東京駅のお土産ショップ、Me+(ミイタス)(2020年1月でミイタス自体が閉店。)にも出店していましたが、現在は小石川にある本店と、舞浜のイクスピアリの二店舗のみの展開となっております。
女性への手土産に大人気のこちらのお花ババロア。確かに、これはウケそうです。私も妻にお土産で・・・風を装い、自分が食べるためにいくつか購入してみました。

・お花ババロアは選べる3種類の大きさ。

花束(ブーケ)15センチ・花(フルール)7センチ・花びら(ペタル)3.5センチの3種類。ホールサイズ、カットケーキサイズ、プチケーキサイズみたいなものですね。ブーケは、¥2,600円から、フルールは¥430円と、なかなか良心的な価格設定です。私は今回、中間サイズのフルールをいくつか購入してみることにしました。フレーバーは、バニラヨーグルト・フレーズ・オレンジ・ブルーベリーです。私が購入した時は、ブルーベリーではなく、ショコラでした。

いかがでしょうか、このフォトジェニックっぷり。ちなみに、白がヨーグルト味、茶色がショコラ、ピンクがフレーズ、黄色がオレンジです。とにかくお花の発色が良く、これが食べ物であると言うことを一瞬忘れそうになる綺麗さです。

・固めのババロアにしっかりと守られた、お花たち。

しかし、賞味期限は購入日を含めて2日と短いため、さっさと頂かなくてはなりません。スプーンをババロアに突き刺すと、結構な抵抗を感じます。意外に硬い。なめらか系のババロアではなく、ゼラチンでしっかりと固められたババロアです。味は少し薄味で、このお花を守ることを最優先事項として作られた頑丈な質感。守られた花自身も結構丈夫で、スプーンですくうとずるり、とババロアから抜け落ちます。ババロアと一緒にいただくと、ザリザリとしたお花本来の植物の繊維を感じ、そこに固めのババロアがしっかりとゼラチンの食感を主張してきます。それぞれフレーバーが違うはずですが、全てなんとなくそれらしき味がする程度、色合いの美しさは関係していましたが、あまりそれぞれの味の違いは感じませんでした。

・美しさと美味しさを共存させることの難しさを実感。

この花ババロアは家に持ち帰り、または会社に差し入れとして持って行き、箱を開けた時の華やぎ具合、そのことについては間違いなくトップクラスのお土産だと思います。ここまで見た目にこだわり抜いて作られたスイーツですから、場面を選べば、その効果を最大限に発揮してくれることでしょう。

しかし、やはりお花を中心に留めて置くことや、ゼリーを淀みなくクリアな状態にして保つことなど、お花を綺麗に見せることにこだわりを置くあまり、味については少し味気ないかな、と感じてしまいました。ただ、私はババロアについて語れるほどババロアを食べてきたわけではないので、どうしても他のプリンなどの似たようなスイーツと比較しての感想にはなってしまいますが・・・。
ただ、女子会やお土産としてはもらった相手は大変喜ぶことでしょう。食べられる花束、と思えば花も団子も、な何とも素晴らしいスイーツではないでしょうか。機会があれば是非!

ではまた。
(2019年12月訪問時の情報です。)

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