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Spring Afternoon Tea〜京茶のHibiki〜@TEA&BAR サウザンドホテル京都

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桜を見るために京都へ旅立つことに・・・。
京都にはたくさんのスイーツ名所が点在していますが、アフタヌーンティーは今回が初めてです。

サウザンドホテル京都は、阪急系列の京都駅直結型ホテルで利便性抜群。
和の優雅さと機能美が合わさった素敵なホテルです。

★TEA&BARについて

TEA&BARにはカフェゾーン、バーゾーンなる2つのエリアが存在し、アフタヌーンティーなどのカフェ利用ですと、カフェゾーンの利用になります。

・吉野檜製の大きなテーブル

入り口入ってすぐの場所に、相席用の大きなテーブルがあります。予約の際にこちらのテーブル席を選ぶとプラン料金が若干安くなりますので、一人でアフタヌーンティーを楽しんだり、サクッとカフェ利用だけしたい方にはオススメです。ただ、ゆっくりと時間を過ごしたい方や、デートの際にはテーブル席を選んだ方が無難かもしれません。

・テーブル席

こちらは通常の4名がけのテーブル席となっています。窓側のテーブル席であれば、大きな窓からこのホテルのトレードマークでもある大階段と、中庭の竹林を望むことができます。京都って本当に空間の使い方が上手というか、美しい中庭や坪庭を持つレストランやホテルが多数あっていいですよね。

★〜京茶のHibiki〜

・概要

(二部制)一部:11:30~14:30 二部:15:30~(17:00最終入店)
(料金)4,724円(税サ込)、一休で4,000円のプランあり(ただし、大きな相席テーブル利用に限る)

◎ここのおすすめポイントは最終入店が17時(19時閉店)と遅いこと、そして京都駅直結のアクセスの良さから、新幹線までの時間調整にぴったりなところです。私も17時に予約し、新幹線までの時間をゆっくりと過ごすことができました。

・スイーツ&セイボリー

上段左から、パブロヴァ ~いちごとヨモギのクランブル~、煎茶とオレンジのオ"茶"ペラ、抹茶とバラのフィナンシェ、ほうじ茶と栗のケーク
中段左から、抹茶のパンナコッタ ~ほうじ茶のキャラメルソース~、竹のボンボンショコラ
下段左から、京水菜とスモークサーモンとオリーブのカナッペ、唐辛子とひき肉の出汁餡かけ焼きそばキッシュ、田舎風パテバーガー、筍と九条ネギのジェノベーゼサンドウィッチ
プレーンスコーン、いちごスコーン、マスカルポーネクリーム、自家製いちごジャム

以上が一人分です。今回は一つ一つ名前をちゃんと載せて紹介したい、そう思う程工夫のされたスイーツ&セイボリーでした。
お茶というメインテーマだけでなく、京野菜を使ったり、京都らしいデザインを取り入れてみたり(パンナコッタの中に桜型の麩)、京都でアフタヌーンティーをしている、という満足感を十二分に味わえるラインナップとなっております。
どの食事も素晴らしかったのですが、特にパブロヴァと、バラのフィナンシェが私は好きでした。パブロヴァとはオーストラリアのお菓子だそうで、メレンゲのさっくりとした食感と、見た目にはまるで陶器のような質感が美しく、五感で楽しめるお菓子となっております。

・ドリンク

ウェルカムドリンク:抹茶
アイス抹茶ラテ
ドリンクメニューQRコード

ドリンクメニューは、20種類以上の中からフリーフローとなっております。ウェルカムドリンクには、抹茶が一人一服ついてきます。
ドリンクメニューがとにかく豊富です。食事のメニュー表についてくるQRコードを読み取り、ドリンクを選びますが、本当に迷いました。それぞれのドリンクに解説がきちんと付いているから、味の想像ができます。迷った結果6杯ほど飲みましたが、どれも美味しかった。

  • "SAKURA "キンセンウーロン茶:アイスで飲みましたが、ワイングラスに注がれての登場に驚きでした。
  • 5種のりんごとスパイスハニーティー:ミルクとの相性抜群で、お茶の中に入ったスライスしたドライアップルがさらに風味を引き立てます。
  • アールグレイブルースター:人気の一杯。
  • ハスの葉茶:金木犀のような甘い香りがたまりません。
  • 抹茶ラテ:京都といえばやはり抹茶。サラッとしたテクスチャーで飲みやすい。
  • ビターココア:甘すぎなくて本当に美味しい。これ単体でも頼みたいくらいです。

画像のQRコードを読むとメニュー表が見られますので、これから行かれる方は事前に予習し、食事とのペアリングを楽しまれてもいいかもしれません。

・アシェットデセール

いちごを使用した「いちごの粧(よそおい)」

まだまだ終わりではありません。食事も終盤に差し掛かった頃、店員さんから、「アシェットデセールをご用意してもよろしいでしょうか?」との一言に、え?まだ何か出るの?と驚きを隠せない様子の妻。
アフタヌーンティーって、作り置きって感じであまり・・・という方には必見の、アシェットデセール、つまり作りたてのデザートの登場です。運ばれてきたものを見て私も妻もびっくり、まるでフルコースのデセールのようです。大きなお皿の上に引かれた真っ赤な苺のソース、そしてフレッシュな苺とそれを包むサクサクのラングドシャ、さらに上には柑橘系のほのかな爽やかさがプラスされたミルクアイスクリーム!苺パフェをお洒落に再構成したかのようなアシェットデセールに感涙です。京都ってすごい・・・。

コスパ抜群、とにかく満足の一言、京都の旅を締めくくるのにぴったりのアフタヌーンティー体験となりました。
京茶のHibikiは5月31日まで実施予定だそうですので、気になる方は是非!

それではまた。

今回のお店


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