オーダーが入ってから切り分けるケーキはフレッシュそのもの。HARBS ルミネ池袋店＠池袋

フルーツがたくさん入った大きなケーキと、鮮やかなレモンクリーム色のパッケージが目を引くHARBS。ショーケースには大きなホールケーキが並べられ、まるでドールハウスのミニチュアケーキのように可愛らしい見た目をしています。
ルミネの地下階に入ったこちらのHARBS池袋店は、平日・休日問わず常に賑わっており、ケーキやお茶と一緒におしゃべりを楽しむ姿が見受けられます。本当はカフェ利用をしようと思ったのですが、混雑のため断念。

・ハンドメイドとフレッシュネスを追求した、心を満たす大きなケーキ。

HARBSのケーキは、材料にこだわり丁寧に作り上げられ（ここまではよくあるパティスリーのコンセプトですね）、フレッシュな状態で、かつ大きさにもこだわって提供されています。注目ポイントとしては、オーダーが入ってから切り分けること、そしてホールサイズにして２４センチと、とても大きいケーキであることです。季節のフルーツや、フレッシュクリームをふんだんに使ったケーキですから、この二つの注目ポイントを達成するのはなかなか難しいと思います。しかし、それをやってのけているのがHARBS。だからこそ他にはなく、永らく多くの人に愛されているのではないでしょうか。

・定番人気。季節のフルーツが積み重ねられたミルクレープ。

HARBSのケーキと言えば、こちらのミルクレープを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。上の画像は、以前春頃に食べたミルクレープです。その時はメロンではなく、苺がサンドされていました。

底にはスポンジケーキ、そしてクレープ、カスタードクリーム、フルーツ、フレッシュクリームと積み重ねられています。１ピース８８０円と、ケーキとしては結構なお値段ですが、まるでフルーツパフェのような盛り沢山の内容。そして特筆すべきはフルーツとクリームの新鮮さです。旬のフルーツ（現在はメロン・バナナ・キウイでした）を使っていますので、美味しいのは勿論のことなのですが、新鮮なものだけを使って作られた大きなケーキに心が満たされること間違いなし。HARBSの入門としてまず食べていただきたい逸品です。

・旬のフルーツショートケーキは、切り立てでスポンジがふんわり。

もう一つ、今回は今が旬のメロンを使ったショートケーキを購入。１ピース９００円と、もはや１０００円近い値段に若干怖気付きましたが、ケーキにトッピングされた丸いメロンが可愛くて思わず購入してしまいました。

このメロンショートケーキ、大正解です。本当に美味しかった。まずメロンがとても甘く、ちょうど食べ頃のメロンがたっぷりと敷き詰められ、トッピングされたシロップ漬けのメロンもジューシー。本当に口福のひと時でした。さらに、切りたてケーキが売りのHARBS、スポンジケーキにおいてそれは遺憾無く発揮されていました。家に持ち帰り、すぐに食べましたがスポンジがふわふわなのです。ふわふわのスポンジ、とろりとしたフレッシュ生クリーム、いい具合に熟したメロン、美味しすぎです。半分妻に残しておくはずが、４分の３程度食べてしまい怒られたのは言うまでもありません。少し冷蔵庫で時間を置いてから食べた時は、少しスポンジが締まっていたので、切りたてこそ本当に美味しいのだと言うことがよくわかりました。

これまでも、HARBSで桜のミルクレープや、パイを食べたことがありますが、やはりフレッシュなケーキを表題にしているHARBS。その真髄はフルーツをふんだんに使ったケーキではないでしょうか。レモンクリーム色の看板を見かけたら、値段や大きさに気圧されず、是非試してみてください！

ではまた。
（２０２１年６月訪問時の情報です。）