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オリエント急行のサロンカーで、優雅なティータイム。LE TRAIN & LYS@箱根ラリック美術館 箱根

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6月に入り、段々と雨の日も多くなってきましたね。今日は東京からアクセス抜群の温泉地、箱根にあるラリック美術館のカフェをご紹介。梅雨時期の紫陽花列車が有名な箱根ですが、こちらのラリック美術館にはオリエント急行という、ティータイム専用の列車があります!

・ラリック美術館

アール・ヌーヴォーアール・デコの時代を語るのに欠かすことのできない人物、ガラス工芸家ルネ・ラリックの作品を展示している美術館です。ラリックの作品を擁する美術館は日本各地にありますが、ここの美術館は箱根仙石原の高台にあり、自然と爽やかな空気の中作品を存分に堪能できる点が魅力的。展示されている作品は香水瓶やアクセサリーなど多岐にわたり、さらに、ここ箱根ラリック美術館では、噴水などのラリックが作り上げた室内装飾も見ることができます!ラリックの繊細で美しい世界観が隅々まで行き渡った美術館は、大変ロマンチックな雰囲気です。

・オリエント急行 LE TRAIN

パリとフランス南部を結ぶ列車として、かつて本当に走っていた列車を、箱根まで持ってきたというなかなかに規格外の列車がこちら。なかなかに雰囲気ありますね〜。

初回が10時〜最終が16時〜。所要時間は40分で、お菓子&紅茶付きで一人¥2,200円。入館してすぐのカフェLYS入口で予約を受け付けています。予約した時間に集合し、箱根までどうやって運ばれてきたか、この列車が実際に使われていた時の内部の映像などなど、まずVTRをみんなで見ます。さながら免許講習のような雰囲気です。講習を終えた後、早速車内へ。

車内には、ルネ・ラリックが手がけた車内装飾の数々。女性や植物をモチーフにした装飾パネルを、紅茶やケーキ(私達が訪れた時は紅茶のパウンドケーキでした。)を楽しみながら間近に見ることができます。通常は、乗組員の方が同乗し、様々に解説をしてくれていたそうなのですが、現在ガイドはなく、代わりにポストカード1枚と、膨大なフリータイムが与えられます。

30分間くらいあるフリータイムは、お茶を飲みながらゆっくりと車内で過ごすもよし、映画やアニメのワンシーンのような写真を撮るもよし、ラリックのパネル装飾と同じポーズを取って記念撮影するもよしです。

・カフェ・レストラン LYS

こちらも寄ってみました。全面ガラス張りの店内から美術館のお庭が見渡せる素敵なカフェ。


頂いたのは15周年を記念したスイーツプレート。卵感たっぷりのカスタードと、サクサクのミルフィーユがいい感じですね。
お庭の緑が風でさざめく音のみ聞こえる、静かで優雅なティータイムとなりました。

ラリック美術館のオリエント急行、LYS、どちらもゆったりとした時間を過ごすのには最適な場所になっていますので是非!
ではまた。
(2020年6月訪問時の情報です。)

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