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ホールでレッドベルベットケーキを食す幸せ。ブラウニーやウーピーパイが売りのアメリカンスイーツ店!@BAKED 伊勢丹新宿店

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突然ですが、「レッドベルベットケーキ」を知っていますか?
アメリカ発祥の、バタークリームを纏った赤いケーキのことです。見た目は毒々しい赤、しかし味はとても繊細で、クリームとの相性が良くクセになる味。この赤い色はココアのアントシアニンが、バターミルクや重曹の酸に反応した結果だそうで、現在のココアの製法ではこのような反応は起こらないため、着色料やビーツなどで赤い色をつけているそうです。

私はこのレッドベルベットケーキを韓国で初めて食べました。毒々しい見た目に反してしっとりとしたココア味のカップケーキは、私の心を掴み、今でも時々食べたくなる思い出の味です。カップケーキを取り扱うショップでは定番のフレーバーであり、カップケーキならではの可愛らしい見た目についつい一つ買ってみようかと言う気持ちにさせられますね。

韓国で食べたカップケーキです。ミイラ男がレッドベルベットケーキ、目玉はバナナ、ぼのぼのはピーナッツバターだったような気がします。モンスターの見た目がハロウィン感満載のおどろおどろしさですが、味は抜群に美味しかったです。MONSTER CUPCAKESと言うお店でしたが、現在は残念ながら閉店してしまっています。

・デパ地下スイーツ探訪で偶然出会ったレッドベルベットケーキ。

スイーツ好きとしてはデパ地下のスイーツ探索は休日の買い物ルーティンの中に組み込まれていると言っても過言ではありません。その日も新宿で買い物を終え、伊勢丹新宿店のスイーツコーナーでスイーツを物色していました。
デパ地下のスイーツコーナーといえば見た目や彩りの華やかなケーキ、有名ブランドのスイーツに目を奪われがちですが、こちらのBAKEDはその点ではとてもシンプル、言葉を選ばず言ってしまえばなんとも地味な品揃えでした。
しかし私は、その中に燦然と輝く「レッドベルベットケーキ」の文字を見つけてしまったのです!

・BAKEDとは何のスイーツのお店なのか。

お菓子作りのことを「ベイキング」と英語では表現したりしますが、お店の焼き菓子中心のラインナップと合わせて推察するに、アメリカやイギリスのホームメイド焼き菓子を売っているお店でしょうか。BAKEDの公式サイトはなかったので、食べログや三越伊勢丹のオンラインショッピングサイトを調べてみたところ、どうやらブラウニーがこのお店の売りのようです。今回私はレッドベルベットケーキのみ購入したため、ブラウニーの美味しさはお伝えすることができませんが、レッドベルベットケーキの美味しさから言って、きっとブラウニーも美味しいに違いありません。

・ホールで食す、レッドベルベッドケーキは多層になった豪華仕様。

こんなの二人で食べられるの?と言う妻を制し、レッドベルベットケーキをゲット。まるで作り物のような硬質な見た目をしています。

周りのクリームはチーズ風味のバタークリームのため、崩れることなくしっかりと形を保っています。

切ってみるとこんな感じです。三層になったレッドベルベットケーキは、赤茶色とクリームベージュの色のコントラストが素晴らしい。実際に食べてみると、カップケーキのレッドベルベットケーキよりもクリームが満遍なくケーキに付いているため、ココア生地とチーズクリームの組み合わせをこれでもかと味わうことができます。さらに、これぞデパートスイーツと頷ける、シンプルながらもしっとりとした生地、濃厚なクリームのクオリティの高さ。全レッドベルベートケーキ好きを唸らせること間違いなしの美味しさです。

こちらのBAKEDは伊勢丹新宿店にあり、アクセス良好。また、フルーツやフレッシュ生クリームを使っていないため、冷凍保存しても風味があまり劣化しません。私たち夫婦も冷凍し、一週間ほどかけて食べ切りましたが、最後まで美味しくいただけました。カップケーキもいいけど、ホールも是非。

ではまた。
(2018年8月訪問時の情報です。)

今回のお店


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