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ラ・メゾン・デュ・ショコラ 丸の内店@有楽町

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今回は、お洒落なブティックが建ち並ぶ丸の内仲通りにある、ラ・メゾン・デュ・ショコラ丸の内店(以下、メゾンデュショコラ )を紹介します。

・ラ・メゾン・デュ・ショコラ

バレンタイン時期の催事場で常連、かつ大人気のパリ発高級ショコラブランド、メゾンデュショコラ ですが、私とメゾンデュショコラ との出会いは大学時代に遡ります。友人とパリ旅行に行った時のこと、パティスリーにショコラトリーと、パリには憧れの有名店が目白押し。お金も無い学生ですから、各店舗少しずつ、チョコレート2つだけを袋に入れて売ってもらったり、マカロンを1つだけ買って歩きながら食べたり・・・スイーツ巡りをしていた時に出会ったのが、このメゾンデュショコラ 。プラリネを買ったのですが、あまりの美味しさに感激し、一粒あたり500円近い値段のプラリネが4つ入ったボックスを即購入、帰国してから一週間に一粒ずつ食べ、幸せに浸ったものです。
今でも、毎年バレンタインにはこちらのバレンタイン限定チョコレートを購入しています。今回は、メゾンデュショコラで何やら盛り沢山のセットがあるとの情報を聞きつけ、行って参りました。

・ラ・メゾン・デュ・ショコラ丸の内店

ショップの奥に、ショコラドリンクやスイーツを楽しめるサロンがあります。大理石のカウンターに足の細くて高い椅子。さながらお洒落なバーカウンターのようです。シャンパンとショコラという組み合わせも楽しめるような、大人の空間に仕上がっています。先客はスーツ姿のビジネスマンが一人。仕事の合間の休憩がてら、ショコラを摘んでコーヒーブレイクなんてお洒落すぎます・・・!サロン利用で、と言うと店員さんがメニューの案内からお水の提供など、全てやってくれるフルサービスのお店。お会計はショップのお会計カウンターで。ショップでお買い物をしてからお会計しても大丈夫です。

・アシェット・グルマンド・リュクス

メゾンデュショコラ はチョコレート以外食べたことがなかったため、突然こんなに豪華でいいのか、と心配になるラインナップ。

  • お好きなエクレール
  • マカロン2種
  • ボンボンショコラ
  • サブレ2種
  • ソルベ2種
  • ティラミス又はお好きなガトー
  • お好きなドリンク

以上で¥3,520円です。エクレールはキャラメルを、マカロンはグワヤキル(バニラ風味)とアビシニ(コーヒー風味)、サブレはショコラとほんのり塩味のバターサブレ、ソルベはショコラとキャラメル、ケーキはティラミスをセレクトです。
エクレールはねっとりとしたキャラメルと、さっくりとしたエクレア生地が絶妙に混ざり合って美味しい。片手で持って電光石火の如く食べるのが本国流らしいですが、ナイフとフォークで美味しさを噛み締めながら食べたい繊細な味わいです。
マカロンはショコラガナッシュがたっぷり入っていて、ボンボンショコラをマカロンの生地で挟んで食べているような、贅沢な気分に浸れます。ティラミスも、濃厚な味わい。スクープケーキのイメージは無く、マスカルポーネのムースとショコラのムースが溶け合う繊細なショコラケーキと言った感じです。塩味のサブレと、ソルベで味覚を整え、アシェットデグルマンドリュクス、完食です。

・アントルメ・トラヴィアータ


妻は、こちらのケーキとコーヒーをオーダーしていました。その名も「アントルメ・トラヴィアータ」¥735円。
ラ・トラヴィアータとは戯曲「椿姫」のことですが、このケーキとの関連性は不明です。椿姫は、ヴィオレッタというある高級娼婦の悲劇を描いた有名なオペラ作品ですが、そう言われてみれば、仮面舞踏会でパニエたっぷりのドレスを着て踊る姿に見えなくもない・・・?お味は最高の一言に尽きます。チョコレートケーキという括りを超越しています。ショコラグラサージュ・ショコラムース・バニラムース・ブリュレ・ヘーゼルナッツ・マカダミアナッツetc...口に入れると様々な美味が波のように押し寄せてきて、もう最高、スタンディングオベーションものです。

今日は、丸の内にあるメゾンデュショコラ を紹介させていただきました。こちらのお店の並びには、というかほぼ隣ですが、サダハルアオキもあります。お財布とお腹さえ許すのであれば、梯子してもいいかもしれません。
さらになんと、帰りにボンボンショコラを1つずつ、お土産にもらいました。簡易な袋に入ったボンボンショコラ、学生時代のパリ旅行の思い出が蘇り、少しノスタルジックな気分になれました。

ではまた。
(2020年2月訪問時の情報です。)

今回のお店


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