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café TEIEN@東京都庭園美術館 目黒

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今日は目黒にある東京都庭園美術館のカフェ、cafe TEIENを紹介します!

・東京都庭園美術館

都心にありながら、広大な庭園を持つ東京都庭園美術館。宮家(皇族)の邸宅をそのまま美術館として、建物・内装そのものがとても美しいことで有名です。当時最先端だった、アール・デコ様式の調度品や、建築物を楽しむことができます。前衛的なものよりも、建物の内装を活かした優美な展覧会が巡回して来るイメージがあり、訪問客も女性比率が高い気がします。

・Cafe TEIEN

こちらのカフェは展覧会のチケットがないと入店できません!同じく敷地内にデュパルクというカフェレストランがありますが、そちらはチケットなしでも入店できるようです。新館の一階、ショップの横にあり、展示を最後まで見ていくと辿り着くような仕様になっています。
全面ガラス張りの店内は光が差し込み、ゆったりとした雰囲気。二人がけ・四人がけのテーブル席のみが数席あり、お一人様でも気兼ねなくテーブル席をゆったりと使うことができます。

私がこちらを訪れた時はちょうど梅の季節でした。白や紅の梅の花が咲く庭園を眺めながらのカフェタイムです。

・展覧会オリジナルケーキ(ドリンクセット)

せっかく展覧会を鑑賞した後でしたので、展覧会のオリジナルケーキをいただくことにしました。ケーキの値段(結構高くて¥900円くらい)にプラス¥550円でコーヒーまたは紅茶をつけることができます。

ルネ・ラリック展が開催中だったため、ケーキはその展示から着想を得たもの。タイトルは「ルミエール”光”」。
ルネ・ラリックは様々なガラスで作られた美しい作品が有名ですが、今回のこちらのケーキにもその意匠が表されています。
ホワイトチョコレートのクリーム、イチゴのジュレ、ジンジャーのコンフィそしてガラスのような飴細工の飾り。ジンジャーのピリッとした味わいが優しいクリームの味わいと意外にも相性が良く、視覚だけでなく、味覚でも十分楽しめる味わいとなっています。

こちらはセットでオーダーしたカフェラテです。きちんとたてられたフォームミルクにふんわりとコーヒーの香りが漂います。さらに可愛いラテアートまで。なかなか満足度が高いです。
このお店は食器にもこだわりがあるようで、カフェオリジナルのカップアンドソーサーで提供しています。ノリタケと共同開発したものだそうで、美術館館内の階段などに見られる薔薇でしょうか?椿でしょうか?と同じ模様のカップアンドソーサーです。

ケーキは多少高い、と感じるかもしれませんが、庭園を見ながらリラックスタイムを過ごせると思えば、コストパフォーマンスは悪くないのかもしれません。また、ミュージアムショップにショコラティエ・エリカとコラボレーションしたルネ・ラリックの透し彫りメダルチョコレートを発見しました。とてもスイーツ感度の高い美術館ですね!


東京都庭園美術館併設のcafe TEIEN。まさに都会のオアシスと言った感じで、美術館を鑑賞し、カフェでゆっくり、さらにはお庭で少しお散歩と、まったりするにはうってつけの場所でした。

ではまた。(2020年2月訪問時点での情報です。)

今回のお店


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