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まさにムーミン尽くし!ムーミンベーカリー&カフェ@ラクーア 後楽園

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かなり前ですが、以前文京区に住んでいた際、後楽園にある文京シビックセンターに諸々の手続きをしに行った帰りに寄ったのがこちらのムーミンカフェ。東京ドームシティの中にあります。

・ムーミンベーカリー・ショップ・カフェが一体となったムーミンパラダイスへようこそ。

アトラクションを横目に、賑やかな遊園地を一人でトボトボと歩きます。すると、突如出現する青っぽいお店。フードコートや、小さめのお店がたくさん立ち並ぶエリアではなく、結構な広さを陣取っています。店外に置かれたムーミンのパネルが目印。
その日はいつも一緒に来てくれている妻も仕事のため、私一人での突入です。ファンシーな外観に入店を躊躇いましたが、それ以上に好奇心の方が強く、なんとかムーミンカフェの敷居を跨ぎ、入店です。

※公式HPからの画像
どうやら入る入り口を間違えたようです。ムーミンベーカリーの方へ入ってしまいました。しかし、こちらのベーカリーで買った商品をカフェでいただくことができ、ベーカリー・ショップ・カフェが全て店内で繋がっている設計になっています。

・高クオリティ・高コスパのパンと、選べるキャラクターラテでムーミンタイムを満喫。


竹炭のパンにチーズクリームフィリング・ラズベリージャムを入れたパン(約200円)と、北欧と言えばサーモンだろうと言う安直な理由でサーモンのキッシュ(約¥200)を選びました。プラス400円程度でキャラクターラテをセットにできたので、こちらもプラス。合計で1,000円行ってません。キャラクターカフェにおいてこの値段は破格ではないでしょうか。

ラテはスナフキンをチョイス。パンは提供時に軽く温めてくれます。肝心のカフェの店内は、北欧テイストを感じるお洒落なテイスト、とまではいきませんが、ムーミンが所々にあしらわれ、リラックスムードで食事やカフェタイムが過ごせそうでした。平日の昼間ですが、店内はほぼ満席。待ち時間こそありませんでしたが、お子様連れの主婦グループや、女性同士、お一人で来ている女性や男性客も居て、思った以上に居心地がよくて安心しました。
しかし、ここでふと違和感を感じます。人間じゃない何かが、客席に混ざっていないか・・・?

※公式HPの画像
パンは思った以上に美味しく、生地や具材にきちんとこだわって作られているなと感じました。キッシュはしっかりと具沢山で、満足度が高いです。ムーミン抜きで、カフェ・ベーカリー利用もアリだなと思うほど。もちろん、カフェ独自のムーミンメニューも豊富にあります。この記事の最後に公式ホームページのURLを載せておきますので、興味のある方は是非。どんぐり共和国などのキャラクターグッズショップを手がけるベネリックという会社が経営母体のようです。

・キャラクターカフェの真髄。

美味しいパンを頬張りながらスナフキンラテで一息つく優雅な時間を楽しんでいた矢先、事件は起こりました。
店員さんがニコニコ笑いながら私の前に立っています。何事かと思い、目線を下げると彼女の手には、大きなムーミンのぬいぐるみが抱きかかえられています。
「すみません、フローレン相席してもよろしいでしょうか〜??」
フローレンって誰ですか。よくわかりませんでしたが、きっと店内が混み合ってきたからお一人様の席に相席をお願いしているのかと思い承諾すると、ありがとうございます!という笑顔と共に、目の前の席に、手に持っていた大きなぬいぐるみを置いたのです。

後から調べてわかったのですが、私がムーミンだと思っていたこのキャラクターは、フローレンというムーミンのガールフレンドだそうです。入店した際に感じた違和感の正体はこれでした。よく見ると、お一人様の席や子連れの席を中心に、ムーミンビッグぬいぐるみが置かれています。郷に入っては郷に従え、ぬいぐるみを置かれた瞬間の衝撃未だ醒めやらぬ私も、フローレンスとの束の間の食事を楽しむことにしました。後から、おじさんとムーミン(フローレンですねすみません)のぬいぐるみが一緒に食事を取っている絵面を想像し戦慄しましたが、中々できない経験です。キャラクターカフェで楽しみ切らないのは損だと開き直り、皆さんも彼らとの時間を楽しんではいかがでしょうか。

ムーミンカフェは食事のクオリティの高さ、キャラクターカフェとしての楽しさ、両方併せ持つ素晴らしいカフェでした。
なお、ぬいぐるみは5歳児くらいの大きさはありますので、ぬいぐるみの下に物を置き忘れていかないように気を付けて下さい!(実体験)

ではまた。
(2017年9月訪問時の情報です。)

今回のお店


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